飲みやすく、飽きのこない美味しさで好評の“さとうオリジナルドリップコーヒー”は、地元でも人気のコーヒー焙煎所「緑の館 珈琲焙煎所」製です。2004年天皇皇后両陛下がノーベル物理化学賞を受賞された小柴昌俊東大名誉教授を訪ねられて飛騨市神岡町の施設にお越しの際、昼食の後にお召し上がり頂いたコーヒーも、ここ緑の館 珈琲焙煎所のコーヒーです。
焙煎しているのは野村祐貴さん、コーヒーにあまり詳しくない私にコーヒーについて丁寧に解説してくださいました。
 
コーヒーの美味しさを決める大切な要素の一つが「素材」。野菜と同じで、コーヒーも素材自体が良くないと美味しくないと言います。さとうオリジナルブレンドも、南米コロンビアのアピア地方の農場から取り寄せた豆を中心にブレンドしてくださっています。もちろん、多くの豆を吟味して選んだ品質の高いものです。
ブレンドしたコーヒー豆に火を通すのが焙煎。少量ずつ丁寧に焙煎し、一粒一粒芯までムラなく丹念に焼き上げることで、素材の持ち味を活かした、飲みやすい、飽きのこない、かつコーヒーらしい味に仕上げていただいています。
コーヒーのおいしさを決める大切な要素、そのもう一つは「鮮度」。焙煎したその日のうちにドリップ用に加工し密封します。コーヒー豆は引いてから時間が経つほど味が落ちていくので、この時間が勝負です。このおかげで鮮度を可能な限りキープしたコーヒーを楽しむことができます。
 
そんな“さとうオリジナルドリップコーヒー”を、美味しくいただく入れ方を教えていただきました。先にカップを温めておくと、より美味しくなりますよ。
（１） まずは、お湯を沸かしましょう。お湯が沸いたら、グラグラしているのが一旦落ち着くまで少し待ってください。
（２） カップにセットしたドリップコーヒーに、ゆっくりお湯をコーヒー全体に沁み渡るくらい注ぎます。そのまま３０〜４０秒くらい待ち、コーヒーを蒸らします。ここが一番のポイントです。慌ててお湯をいっぱい注ぐと、ちょっと薄い味になっちゃいます。
（３） そのあとはお湯があふれないよう、適量まで注ぎます。
お湯の温度が高いと苦味が出やすくなりハッキリとした味になります。反対に低いと苦味が少なくまろやかな味になります。お好みの味になるよう、温度を工夫してみるのもいいですね。
 
美味しいコーヒーを作る秘訣はなんですか？と尋ねたところ、野村さんはこう答えてくれました。
「当たり前のことを当たり前にやる、ことですね。」
その言葉からは、コーヒー作りに対する自信と愛情を感じることができました。そんな野村さんが作ってくれた“さとうオリジナルドリップコーヒー”を飲んでみませんか？ さとうが自信を持ってオススメします。
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